Peace@Pieces +++ RETURN  

 各キャラの詳細情報をお届けするコーナー!
 第七回は、いとこの男子学生、相原一義。

第一回:ヒカル 第二回:ナギ 第三回:誉 第四回:まりりん
第五回:杏 第六回:生徒会 第八回:デス&ぴよ 第九回:久斗



CV:Prof.紫龍   





名前:相原 一義(あいはら かずよし)
血液型:O型
身長体重:180cm 72kg
誕生日:10月8日

主人公のクラスの生徒では無いが、主人公の親戚(従兄弟)のため
何かとクラスに首を突っ込んでくる男子生徒。
女の子が大好きで、ヒカルたちに積極的にアプローチしてくる。
学園始まって以来、類を見ない風紀違反で停学常連らしい。
軽いノリで浮いた話が絶えないが、女生徒の評判は意外と良い。
小さい頃から要領が良く、美味しいところは全部持っていかれ
面倒な事は押し付けられ、主人公はほとほと手を焼いている状態。

なんだ〜残念だなぁ、オレの目はいつだって可愛い
ヒカルちゃんを探してるのに

―――ヒカルにターゲットロックオン
相変わらずホマレちゃんは優しいな〜、ヒサ兄にワルイコト
されてないか?

―――誉とは、主人公と同じく小さい頃からの知り合い
しかしナギちゃんがこんなに美しい戦士だったとはな……
新たな魅力に俺は今、流れる涙を抑えることができない……

―――ナギにターゲットロックオン…というか、感動
いやー、シスターとお近づきになれるなんて、
男冥利につきるね!

―――杏にターゲットロックオン



「必殺おそうじホウキ!! これで勝負です! どこからでも――」
「わわわわ、ヒカルちゃ〜ん〜!」
ヒカルが言い終える前に、一義の容赦ない攻撃が振り下ろされた。
しまった、このスピードじゃ間に合わない!

――――ヒカル!!

血が飛び散るわけでもなく……俺の目の前を、布キレがひらひらと落ちていった。
「はえ?」
構えたホウキがゴボウのように10センチメートル刻みでバラバラになる。
ヒカルは10センチになった棒を構えたまま、真っ白に硬直していた。
……下着姿で。
「は……はぁえ〜〜〜?」
「……」
パンツを残して。
ブラを残して。
もちろん、タイツも残す事を忘れちゃいない。
我が従兄弟ながら、正直芸術的な程の腕前だ……。
というか多分、コイツにしかできない芸当だろう。
「……はっ!」
…って感心してる場合じゃない!!
慌ててまだ放心しているヒカルに駆け寄り、とりあえず俺の上着をかけてやる。
「おい、ヒカル! しっかりしろ」
「…………はえ…」
一義はようやく動きを止め、刀を構えたままこちらを見た。
「うわぁーっ! こりゃまた芸術的な程の腕前だなオレ!」
―――俺もそう思ったが自分で言いやがると腹が立つ。
「こ、こらカズ! お前なんて事すんだっ!」
「いや、違うんだ! ほんとにからだが勝手に! うぅわわわわ!」
また刀がカタカタ鳴り始め、それにあわせるように一義も動き始める。
一瞬のうちに、騒ぎを遠巻きに見ていたうちのクラスの女子の間を駆け抜けた。
「いや(しゅぱぱっ)、ちょっと(ぴしゅ)、これは(ざしゃ)、これで(ざん)、どうも(すぱっ)、なんだか(どしゅ)、あれだ(さしゅ)」
……ぱさぱさぱさと、切られた制服が落ちる。
あんぐり口を開けたままの俺の前で、女子たちからいっせいに悲鳴が上がった。



(呪われた刀を抜いてしまって女生徒の制服を斬り捨て御免。わざとじゃないそうですが)